三代目社長のあゆみ 第6話 〜人生を変えたラグビーとの出会い 2・3年生編〜

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過酷な1年生時代をなんとか乗り越え、いよいよ2年生へ進学。

夢の進学です。

なんてったって練習中に水が飲めるんですもの♡

「なーんだ。水飲めるくらいで」って思ったそこのあなた!水はすごいんですよ?
なんてったってラグビー界では『魔法のやかん』なる伝説が存在し、脳震盪をはじめ、打撲、切り傷、靭帯損傷、場合によっては骨折まで『魔法のやかん』の水を浴びると治ってしまう。

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今思えばみんな極度の脱水症状で、水を飲むだけで元気100倍になってたのかもw

今では信じられないでしょうが、試合中に人が倒れると

『やかーーーーーーん!!!』という掛け声とともに一年生やマネージャーが金色のやかんを持ってグランドに走って行ってました。

 

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やかんで全て解決する。そんな時代ですw

さて話が逸れましたが、1年生とは違い2年生になるとそこそこ実力の差が現れ出し、上級生とのレギュラー争いが始まります。

縦社会の厳しいラグビー部の世界でも試合となると別。実力社会です。

プレーの際立つものはポジションを勝ち取り、先輩でも実力のないものは蹴落とされます。

自分で努力した分だけ成果が生まれる過酷な世界です。

上級生だからといって必ず試合に出れるわけではない。でも立場は先輩。思春期の高校生にはなかなか受け入れがたい事実も多々ありましたね。そんな私は2年生でレギュラー争いに絡んでないので無縁でしたが・・・

今思えば2年生の時の努力は圧倒的に足りなかったと思います。

どうせ3年生には勝てないから、来年頑張ろうって怠け心もありました。気持ちでまず諦めてましたね。

そんな私もいよいよ3年生になり、待望のレギュラー獲得!

今まで見てきた同じポジションの先輩たちのような華やかなプレーを・・・

そんな簡単にはできません。現実は甘くない。

私たちの代は、先輩たちと違い圧倒的なスター選手がいませんでした。それに加えてみんなの実力が他校よりは平均的に優れているとはいえ、全てが中途半端。

1・2年生大会も含め鹿児島県内の大会で一度も優勝することができませんでした。3年生春の新人戦でも決勝で鹿実に敗れ、2位グループで九州大会に出場したものの一回戦負け。

先輩たちのような常勝軍団にはなれませんでした。

そんな弱気なムードも吹き飛ばさねばと挑んだ自分たちの代で鹿児島初の3連覇のかかった花園予選決勝。

前半からゲームを支配され、思ったような攻撃ができず、気がつけば19-10のスコアで宿敵鹿実に敗れ、花園を逃しました。

やはり春の高校総体予選決勝でも負けていたため『我々は勝てるんだろうか?』と弱気な雰囲気も持っていました。

やる前から諦めていたような空気感があったのは事実です。

今でも「あの時もう少し努力しておけば。あの決勝でもっと死ぬ気で頑張れば」と悔やむことがあります。

今、社会人になり、経営者になって実感した事。

『どんな状況でも最善を尽くし、やり遂げなければならない。』

『やると決めたことは言い訳せずにとことんやらなければならない。』

『死ぬ気でやっても死にはしないんだから、死ぬ気でやるべきだ!』

後から『あの時ああすればよかった、こうすればよかった』と思うのは人間の性。

それをちょっとでも少なく、後悔なく生きるのは難しいが目指さなければいけない事ですよね?

私はラグビーを通して多くの事を学びました。

ONE FOR ALL! ALL FOR ONE!

一人はみんなのために、みんなは一人のために。

時には自分を犠牲にしてでも仲間を助ける!

そして仲間を信頼する!

多くの仲間を授けてくれたラグビーに感謝です。

そんな仲間達と今でも遠慮なく、人権なく、品もなくバカやって楽しく飲めるのは心から信頼し合っているからです。

現代社会で失われがちな『人を信頼する』という事を思い出させてくれます。

今でも同級生だけではなく、直接関わりのなかった先輩や後輩も同じ鹿児島工業高校ラグビー部OBということで繋がりを持っています。

これからもラグビーで学んだ事を人生に生かし、精進していきます!

つづく